今日の話題はこれにつきますね。先週のブログでも紹介したインディ500という世界三大モータースポーツの1つが日本時間の早朝に開催されました。世界三大モータースポーツとは
先週行われた予選の様子はこちらをご参考ください。
TVでの中継は深夜2時間でしたが流石に最初から見ると朝まで持たないと思い、4時過ぎに目覚ましをかけて就寝しました。で、なんとかく目を覚ますと3時過ぎ。せっかくなので起きてTVを付けるとアメリカ国家斉唱やらなんやらでスタートはこれからの様子です。丁度良いタイミングで起きました。
そんな訳でスタートからフル観戦することになりました。インディ500はオーバルコースを200周(500マイル 約800)を走って競います。フロントロー3番手からスタートした琢磨選手、序盤から中盤にかけては終始上位ポジジョンをキープ。トップはスコットディクソン選手でかれかれ80周以上はずっと先頭を走っている状況です。今日は彼の優勝が固いかなぁと思い、琢磨選手が少しでも上位フィニッシュできることを祈りつつ観戦してました。
その状況に変化が現れたのが150周過ぎ。これまでそこまでペースが上がらなかった琢磨選手のペースがやや良くなりついてトップを独走するディクソン選手をパスして暫定的にトップになりました。その後ピットストップのタイミングで再びトップを明け渡すものの残り15周あたりで再びトップへ。ここからは痺れましたね。トップを走っていても前方には周回遅れのマシンもいて、いつ後ろからディクソン選手が襲い掛かるわわかりませんでした。
ところが残り5周となったところで後方を走っていた選手が大きなクラッシュ。そしてイエローコーションがでてペースカー船頭のまま2チェッカーフラッグを迎えました。最後は予想外の展開でしたが史上20人目のインディ500複数回制覇です。
インディ500おなじみの牛乳をのんでからの
牛乳シャワー
ちゃんとまちがいなく本人のリクエストどおりの低脂肪乳だったでしょうか。
そしてすばらしいのがスポンサーのグリコさんに配慮してこのポーズ。
優勝決定直後の興奮状態できちんとスポンサーに敬意をはらうのを忘れないところが素晴らしいです。
さらには優勝インタビューの中で2011年の震災や最近の豪雨で被災されている日本の人へのメッセージをそれとなく伝えるなんて誰にでもできることじゃないですね。
日本の、いや世界のモータースポーツの歴史に大きなしるしを刻んだ1日となりました。この瞬間を生で観戦できたことが本当にラッキーです。
インディ500の覇者は寝る暇もないほどあっちこっちに呼ばれて様々なセレモニーや儀式があるので今週は休む暇もないと思いますが早速今週末は第ゲートウェイ500～イリノイ～の第8戦と第9戦がありますのでこちらも頑張ってほしいです。
