3連休の週末は山遊びに終始してましたが1日目の山遊びの夕方に岐阜県で地震があったというニュース速報が入りました。その時は長野にいて揺れも感じなかったのですが昨日帰宅して今朝のニュースをみてビックリしました。
北アルプス周辺ではこの地震のために落石が相次いだとのことです。ニュースでは涸沢カールの落石の映像などが流れていてかなり危険な状況だったようです。
そんな中でも槍ヶ岳に向かう北鎌尾根を歩いていた人の映像を見て、背筋がゾッとしました。その映像がこちらです。
これ、まさに一歩間違っていれば崩落した岩と共に谷底へ何百メートルも滑落しているパターン。自分が数秒前までに身を預けていた岩が地震で崩落するという・・・想像しただけで背筋が寒くなりました。
これだけの事が発生しながらも、この映像の撮影者は割と冷静に仲間に声をかけていてすごいと思いました。かなり山に慣れていていろいろな経験をこなしている人なんでしょうね。にわか登山者では恐怖に震えてただ岩にしがみついている事しかできないと思います。
ちなみに私が昨日登った八ヶ岳の硫黄岳ですが、折り返す途中にヘリコプターの音が聞こえました。帰宅後に知ったニュースによると硫黄岳の先の横岳で登山者が滑落したそうで、おそらくその捜索のためにヘリが飛んでいたようです。
こちらは昨日硫黄岳から撮影した写真で赤い丸のところが横岳です。
昨年はこの横岳から八ヶ岳最高峰の赤岳に登ったのですがそんなに滑落するような危険な場所はなかったように思います。
こちらは昨年登った横岳からのパノラマ写真です。緑の丸が赤岳、そして赤丸が昨日登った硫黄岳の山頂付近です。
本日のニュースでは滑落した人は残念ながら亡くなっていたとのことです。
何か油断した際に足を踏み外してしまったのでしょうか。
2000m級の高い山でも身近な低山でも、はたまた安全と思われるような場所だとしても常に危険があるかもしれないと周囲を警戒して行動しないと、、、とこの事故から感じました。
