9時10分の号砲からゴールまでTV観戦。前半はペースランナーの1番早いグループに井上選手かと大迫選手。第2グループに設楽選手はじめ多くの日本人選手。20kmを過ぎたあたりから第1グループから大迫選手がやや後退。このままズルズルと後退するかと思いきやある程度の距離を保ったまま30km付近まで。それまで余裕そうな走りをしていた井上選手だがペースランナーが離れてからかなり険しい表情に。そんな中、数十メートル後方に位置していた大迫選手が先頭井上選手のいるグループに追いついた。そして井上選手の表情をチラ見するとそのままグループ先頭に。こらえきれなくなった井上選手が逆にペースについていけなくなり集団から離れていく。前半の速いペースのおかげでこのままだと日本記録を上回るペース。大迫選手の表情は終始冷静で発汗も少なく足取りもしっかりとしている。38kmを過ぎたところで右脇腹を何度もさすっていたがどうやらこれは予防的にやっていたようだ。40km過ぎてもペースは維持したままゴールの東京駅へ。そして記録は自信の日本記録を上回る2時間5分29秒。他の日本人を大きく引き離し堂々の日本人トップ。東京五輪マラソンの3人目の枠獲得に大きなアドバンテージ。来週のびわ湖毎日マラソンでこの記録を上回る日本人選手がでなければ東京五輪確定。まぁ大迫選手で間違いないだろうな。期待した神野選手は2時間12分11秒の30位。本人の目指していた2時間8分台は叶わなかった。にしても終始冷静な表情が印象的だった大迫選手がレース後のインタビューで涙を見せた。やはり追われる者のプレッシャーやMGC3位だったことの悔しさなどいろいろな想いがあったようだ。人間味ある一面が見る事ができた。見事な日本記録だった。そんな東京マラソンを見た後は午後からちょこっとサイクリング。50km程度の短いライドだけどこの距離だと体に負担もかからず気持ち良いサイクリング。
