恥ずかしながら今年初めて書籍を購入しました。
「黒部の山賊」伊藤正一 著
山登りする人にとっては割と有名な本らしいですが私は初めて知りました。どうしてこの本を知ったかというと最近、北アルプスの秘境の地[雲ノ平]につながる伊藤新道が再開通したとのニュースを目にしたからです。伊藤新道とは名前の通り、昭和20年代に伊藤正一さんが長野県の湯俣から三俣山荘までのルートを切り開き、昭和31年に開通したトレイルになります。ただ、せっかく開拓したルートですが度重なるがけ崩れなどによって閉ざされてしまいました。
「黒部の山賊」は当時の北アルプスの山岳事情を伊藤正一さんが記したノンフィクションのストーリーです。まだ冒頭部分しか読んでいませんがかなり引き込まれる内容です。
この伊藤新道のことについてとても詳しくつづった記事があったので紹介しておきます。
<北アルプスに残されたラストフロンティア>
#05 伊藤新道を旅する(後編) 三俣山荘〜雲ノ平山荘〜裏銀座〜七倉山荘
2021年12月時点で#04までが公開されております。少し長編となりますが、ご興味のある方はこの年末年始のお休みの時間を利用してじっくり腰を据えて読んでみてください。
追記:偶然ですが2021年12月28日19時よりNHK BS1で「黒部の山賊」について特集があります。