最近図書館で借りて読んだ本。
『シルクロード9400km 走り旅』 著者 中山嘉太郎
著者の中山嘉太郎さんの経験をつづった本。
中国の西安をスタートしてトルコのイスタンブールまで走ったという中山さん。今の時代だと超長距離を走るアドベンチャーマラソンだったり、日本だとトランスアルプスジャパンレース(TJAR)などクレイジーなレースに参加する人たちがいるけれど少し昔にもとんでもない距離を走る人がいたんですね。ちなみにこのチャレンジが行われたのはアアメリカ同時多発テロが起きた2001年。
本の内容を書いてしまうとネタばれになってしまうので避けるけれど少しだけ触れると、スタート地点の中国に飛行機で成田空港から向かうのだけど、なんと自宅の山梨県から成田空港まで4日間かけて走って行くという、、、使用するシューズやザックなどのギアのチェックもかねてとの事。なんとも一般人の考え方のはるか上をいっている感じ。実際のシルクロードの道中でもそんな常人離れしたエピソードの数々が。。。
今でこそSNSや映像などでこうしたチャレンジはすぐさま共有できるけれど、そんなツールがなかった時代の貴重な経験を共有できる一冊。