2023年11月4日に長野県の小谷村で開催された小谷塩の道トレイルの42Kのレースに参加してきました。
小谷(おたり)村は白馬の隣の村。塩の道というのは新潟県糸魚川市から松本城を結ぶ千石街道のことが塩の道とよばれているらしいです。かつては日本海から塩や海産物を運搬したことからそう呼ばれているようです。
レースのほうは今回は試走なしでいきなり本番。事前にコースマップみて大体の勾配やポイントは頭に入れてある程度のレースイメージはもってスタートラインへ。
ちなみに補給は
・フラスク500mlにCCDを溶かしたもの x 2(CCD1袋170kcal)
・アミノバイタル アミノショット x 2 (1袋 109kcal)
・アミノバイタル ゼリー x 1(1袋 180kcal)
・メダリスト エナジージェル x 1(1袋 106kcal)
それと塩タブレット5個と痙攣にコムレケアを3袋。
7時30分のスタート。白馬三山が綺麗だった。
スタート直後から結構なハイペースだったので今回はレース中の写真は無し。
コース中盤の20km過ぎのエイドポイント「道の駅小谷」までは大きくはないけれど2つほどピークがあって、その後ゴールまでは小さなアップダウンはあるけれど基本的にはダラダラとした上り基調のコース設定。作戦としては道の駅小谷までは極力足を使わないようにして、抜かされても気にせずに、先行者を無理に追わず、ということを心がけることに。
真夏のレースと違って大量の発汗はしないので喉の渇きはあまり感じないけれど意識的に給水と塩タブレットを補給。そして足攣り対策のコムレケアも忘れずに。
「道の駅小谷」までは1名の選手が目に入る範囲で走り、ある意味ペースメーカー代わりに走らせてもらいました。
「道の駅小谷」に到着したところで前の選手とさらに前にいた選手にも合流。直前に沿道の人からは7位と声をかけられたのでこの情報が正しければ5、6、7位の集団形成。今回の大会は6位までが総合入賞の対象なのでここはなんとかポジションアップを目指してリスタート。
勝負所はここからのだらだらとした登りでいかに歩かずに走り続けるかというのはスタート前から考えていたけれど試走してないので迫る坂道を淡々と走るしかありません。
3名で走っていると幸いにもそれまで6位だった選手が遅れていきました。結果6位に。5位の選手はかなり余裕な感じだったので無理せず追いつこうとせずにマイペースで行くことに。
30km前後で足が売り切れた選手がペースダウンしていたので特にペースを上げる事もなくパス。結果的に3名をパスして3位で最終エイド35kmに到着。水も食料も足りていたのでエイドでの補給はスルーして前を追うことに。最後は栂池高原スキー場までの急登。急登に入るその手前で前と3分差と声をかけられたけどさすがに追いつかないだろうと思いつつも最後のプッシュ。
結局ゴールまで前の選手の姿を見ることなくフィニッシュ。3位でゴール。
途中何度かキツイ時があったけどそのたびに沿道のお爺ちゃんやお祖母ちゃんたちの元気な応援やボランティアスタッフの方々の声援に助けられました。
大きな規模の大会ではないけれどエイドもしっかりしていたしレースを見守る街の人たちもとても温かくとても楽しく走らせてもらいました。
3位副賞の栂池雪どけサイダー。
炭酸はマイルド、甘みも控えめでとても口当たりの良いサイダーでした。
また来年も走りたい大会となりました。