先日紹介したポッドキャスト「100miles100times」を聞いていて、えっまだまだこんなレースがあるのか?? とびっくりしたので紹介します。
その名も
そのルールは次の通り
1. 6706メートルのコースを1時間以内に走ること。
2. 次の1時間までの残り時間を自由に使える。
3. 各ループは厳密に1時間毎にスタートします。
4. スタートする3分、2分、1分前にホイッスルで警告音を鳴らす。
5. 全ての出走者はスタートの合図と同時にスタートしなければならない。
6. これを最後の1人が残るまで継続する。
7. 最後にコースを1時間以内に走り切ったものが勝者となる。
8. ループ中にサポートを受けることは出来ない。発覚した場合は即失格。
9. ループが終わり、次のスタートまではサポートクルーによるサポートを受けてもOK。
ポイントはゴールの距離や時間が決まっているわけではなく参加した選手が1人になるまで延々と走り続けるという点です。なんというおそろしいレースだろうか。まるで終了のラウンドがないボクシングのようです。皆倒れて一人になるまで終わらないという・・・・。
どうやら2012年からアメリカで開催されているレースらしく、日本では2020年2月に初めて開催されたほどのまだまだ未知のレースのようです。このバックヤードウルトラに関してとても分かりやすく解説しているのが以下リンク。これを書いているのは日本で初開催のバックヤードウルトラの参加選手のサポートをした方のようで、その経験をもとにしたレポートです。記事が4つにに分かれていて少しボリュームはありますがとても読み応えのある内容ですのでご興味ある方はどうぞ。
Backyard Ultra Last Samurai Standing 2020 #1 どんなレース?
Backyard Ultra Last Samurai Standing 2020 #2 実録バックヤード
Backyard Ultra Last Samurai Standing 2020 #3 現場からの感想
Backyard Ultra Last Samurai Standing 2020 #4 なぜ出場したのか?
そして今月の17日にはアメリカでBig Backyard Ultraが開催され、世界のつわもの達が集まってレースが行われます。
日本からも2名の選手が参加予定です。そのうちの1人、上野選手の様子を紹介したサイトがありましたので紹介しておきます。
なんだか精神的にも肉体的にも尋常ではないレースですね。。。