本日、自転車ロードレースの東京五輪代表選手が正式に発表されました。
[男子]
新城 幸也 選手
増田 成幸 選手
[女子]
與那嶺 恵里 選手
金子 広美 選手
詳しくはこちらを。
新城選手は皆さんご存知のかたも多いかと思いますが現在はUCIチームのバーレーン・マクラーレンに所属しており先日のジロ・デ・イタリアでもチームに貢献する堂々とした走りで完走を果たしましたね。
さて、増田選手ですが彼は宇都宮ブリッチェンに所属しており、五輪代表争いではポイントランキング3番手だったのですがつい先日スペインで行われたUCIレースで見事にポイントを獲得して2番手に浮上して今回の切符を手に入れました。そのレースの詳細はこちら。
さて、この増田選手ですが高校・大学で自転車競技に打ち込んでいたという訳ではなく、大学へは航空学を学ぶために日本大学へ入学しました。入学後にエンジニアを目指し鳥人間コンテスト出場を目指すサークルに入りました。ところがパイロットを決める体力測定で一番になり、、、結果パイロット役に。その後は鳥人間コンテストで飛ぶ飛行機はひたすらペダルを漕いで推進力を維持するので自転車を漕ぐトレーニングを積みました。その結果2005年に飛行距離の当時の日本記録(49.172km)を樹立。
その後は自転車レースにのめりこみプロを目指すようになったとか。
大学のアマチュアの大会では結果は残せなかったようですが2005年のジャパンカップのオープンの部で準優勝し、その活躍をみた栗村修さん(当時のチームミヤタ)が声をかけたことがきっかげて自転車人生がスタートしました。
なかなか面白い経歴をもった選手が代表切符を勝ち取りましたね。
そんな増田選手を自転車競技の世界へ導くきっかけとなった栗村さんが今回の代表決定をうけての考察がとても共感できたのでシェアします。