バックストレート走行中

トレイルランニングやジョギングたまにロードバイクなどやってます

富士山山頂でレジェンドと呼ばれるあの人とばったり出会った

連日ニュースになる弾丸登山。そんなニュースで少し登る気持ちがなえていたけれど先週末にふと思い立って富士山へ。混雑する富士吉田口は避けて、御殿場口から。御殿場口からのルートは一番距離が長いので健脚向け。ゆえに人が少なく、登り口までも自家用車で乗り入れ可能。

ひとまず7時過ぎに駐車場に到着しスタート。トレイルステーションなる施設もあってそこそこ整備されてます。

御殿場口

ここから7合目まで4時間かかるとの標識。人生2度目の富士山。さらには御殿場口からは初めて。果たしてどのくらいで頂上につくのか。。。ちなみにこのルートはしばらくは山小屋やトイレなどないのでゆっくり時間をかけて登る人にはちょっときついかも。

スタート

スタートするやいなや富士山特有の火山灰まじりの砂地に足をとられて思った以上に前に進まない。。。これは走るどころじゃないですね。

砂走館がある7合目五尺までは約2時間ほど。このあたりから徐々に酸素が薄くなって体の動きが少し重くなってくる感じ。

7合目

写真のようにこの日は雲が立ち込めてきて残念ながら眺望は楽しめず。淡々と登っていきます。

そんな中、頂上まであと少しというところで目の前に現れた人に驚愕。

革靴登山

革靴、スラックス、半そでポロシャツ、そして手ぶら。こんなかっこうで本当に大丈夫なのか声をかけたい気持ちもあったけれど、ちょっと事情が飲み込めず思わず写真だけとって黙ってスルー。

御殿場口をスタートしてから3時間5分で富士山頂上へ到着。ここから火口を一周する、いわゆるお鉢巡りへ。

お鉢巡り

富士山最高峰の剣ケ峰手前で反対から歩いてくる人の顔に見覚えが。。。

なんと80歳をこえてなお100マイルを走るというレジェンド月岡さん。

markmag.jp

思わず声をかけてしまいました。さらには一緒に写真をとって立ち話をすると自分と同じく御殿場口から登ってきたとのこと。それもお一人で。元気すぎる。ちょっとした立ち話で分かれて自分はゆっくりと日本一の山頂を堪能。まぁ、雲ばかりだったけれど。

3,776m。日本最高峰の独標。

富士山山頂

富士山山頂からみえる景色は雲ばかり。それでもきれいな青空で満足。

富士山からの雲海

日本一の山頂を1時間ほど楽しんでからは一気に下山。

御殿場ルートの大砂走り。

砂走り

怪我しないように少し助長しつつも重力に任せて1キロ5分30分程度のペースであっというまに下界付近へ。するとさきほど山頂でお会いした月岡さんが前に、、、

再び声をかけて5合目駐車場まで一緒に走らせて頂きました。

とても気さくな方でいろいろと話を伺ったけれど、なんと来月86歳をむかえるとのこと。86歳とは思えないほどのたくましい足取り。

legend月岡さん

今回は日本一の富士山登頂ということよりもレジェンド月岡さんと一緒に走れたということがなによりも自分にとって大きな刺激になりました。

またどこかでお会いできるように、という気持ちを込めて握手してお別れしました。